遊戯王ブログ~竜星のぼちぼち備忘録。~

どうも皆さん、walpです。 しがない社会人が遊戯王について時間を見つけてはぼちぼち語る、というコンセプトのもと運営しております。

【デッキ紹介・考察】魔救(アダマシア)のススメ

どうも皆さん、walp(ヴァルプ)です。

コロナコロナな日々が続いております。 お花見シーズンだというのに、ろくに外出もできず、鬱々とした雰囲気が巷を漂っています。

そんなときは、Discord決闘などやってみてはいかがでしょうか?


さて、今回は予告通り【魔救(アダマシア)】について書いていきます。

文量が多くなること必至ですが、「カード紹介とレシピ紹介で分ける」か、「一括で読めるようにまとめる」か、Twitterでアンケートを取ったところ、「一括で読めるようにまとめる」が多数を占めたため、どんなに文量が多くなろうとも、この記事でカード紹介から展開、レシピ紹介まで全て行います。覚悟してください←

  

ちなみに、今回の記事は4月1日以降の新ルール適用下でのアダマシアとなりますのでご了承ください。

 

それでは、中身に入っていきましょう(/・ω・)/

 

 

 
 
 

概説

まず最初に、【魔救(アダマシア)】というテーマについて軽く触れたいと思います。

【魔救(アダマシア)】は、☆6、☆8のシンクロ体を中心とした、化石モチーフの岩石族シンクロテーマです。

属するカード群は、下級チューナーモンスター3体、☆下級非チューナー3体、EXモンスター3体、魔法2枚、罠2枚となっています。

主な動きとしては、チューナーモンスターの共通効果でデッキから岩石族の非チューナーをssして、☆6シンクロ体の固有効果から更なる展開を狙っていきます。

1枚初動がMax9枚あるのですが、共通効果の性質上、デッキ内に一定数岩石を入れておかないと、1枚初動として機能しないことに注意です。

また、シンクロ体には各属性に対応したモンスターが墓地にいる場合、相手ターンに墓地蘇生や墓地除外、魔法罠無効等多様な効果を与えられています。それぞれ強力なので、上手く使っていきたいところです。

 

ではでは、各カードを眺めていきましょう(/・ω・)/

 

 

 

 

各種カード紹介

 

共通のお話

 まずはアダマシアチューナーモンスターの共通効果から。
 
チューナーモンスター共通効果

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:~(固有効果)~に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。


①の効果は発動条件は異なるものの、自身を手札からssする固有効果です。 

②は効果処理として、デッキトップ5枚めくって☆4岩石族非チューナー1体をssします。この効果、当たったとしても必ずssする必要はないです。ここ重要です。ssしなかった残りのカードはデッキボトムに自分の好きな順番で戻します。この時、相手に順番を教える必要はありません。

 

次はアダマシア非チューナーモンスターの共通効果です。
 
非チューナーモンスター共通効果

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。~(固有効果)~。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の○属性Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。

 

①の効果はアダマシアカード効果でssした場合に発動するものです。どの石もそれぞれ優秀な効果を持っています。 

②はシンクロ体リソースの回収&デッキトップ固定効果です。この効果はとても重宝しますので、タイミングを見極めて使っていきましょう。また、シンクロ体をEXデッキに戻してくれるので、EXデッキの省スペース化がはかどります。EXが枯渇しないというのは、遊戯王においてとても重要なことです。

 

 

 

 

 

各種カード詳細

それでは、共通効果を把握したところで各種カードテキストを見ていきましょう!

 

<メインモンスター>

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《魔救の追及者》(アダマシア・シーカー)
チューナー・効果モンスター
レベル2/地属性/岩石族/ATK1200/DEF1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「魔救の追求者」以外の「アダマシア」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。

アダマシアチューナーその1。場に同名以外のアダマシアモンスターがいたら手札からssできます。ルール効果ではなく、発動する効果なのが惜しいところ。後述する女の子の方よりもss条件が厳しいので、親しみを込めて「劣化くん」と呼んであげましょう←
劣化くんとはいえ、岩石で固めてしまえば問題なく、このデッキの3本の指に入る初動ですので、3枚フル投入が望ましいでしょう。

 

 

 

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《魔救の探索者》(アダマシア・リサーチャー)
チューナー・効果モンスター
レベル2/地属性/岩石族/ATK 100/DEF2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「魔救の探索者」以外の岩石族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。

アダマシアチューナーその2。場に同名以外の岩石がいれば手札からssすることができます。条件ゆるゆるですね。親しみを込めて「ゆる子ちゃん」と呼びましょう←

役割自体は他のチューナーと変わりませんが、この子だけアルミラージに変換できます。たまにリンク素材にすることがあるので覚えておきましょう。あと、守備が2100とお硬いです。「お硬いゆる子ちゃん」です。また、御影志士からサーチして簡単に場に出すこともできますので、ハリファイバーを出すデッキへ出張することも容易です。強すぎるので文句なしの3枚投入です。

 

 

 

 

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《魔救の分析者》(アダマシア・アナライザー)
チューナー・効果モンスター
レベル4/地属性/岩石族/ATK1500/DEF 700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。

アダマシアチューナーその3。相手の場にだけモンスターがいる場合にssできます。打点の低いサイバードラゴンと覚えましょう←

この子、共通効果的には初動なのですが、他のチューナーと比較すると、石素引き時に、石ns→チューナーssとできないため、先攻での評価は低めです。構築次第ではめくったら必ず当たる、ぐらいにデッキ調整できるのですが、展開型にすると誘発ケアカードを諸々入れなければならないので、どうしてもデッキ内岩石比率が下がり、この子だけで場に2体並ばせることが難しかったりします。

しかし、この子の強みはサイドラ条件とそのレベル!後攻の方が輝くんですね!←効果的に当たり前だろ

アナライザーと石と他のチューナーを引いていた場合、アナライザーss→石ns→チューナーssと動けるので、めくらずとも確定3体確保できます。また、レベルが4ということもあり、簡単にサベージやドラガイトを出すこともできます。御影志士も楽々です。Sラプタイトからめくった場合に、更にアナライザーめくりが成功するだけで☆8シンクロを追加できるのは、大きな強みだと思います。

なので、先攻ではやや使いづらくもありますが、立派な初動ですし、何より後攻のハードルが下がる1枚であるため、現状は3枚投入が安定すると思います。

 

 

 

 

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《魔救の奇石(アダマシア・クリスタ)ーレオナイト》
効果モンスター
レベル4/炎属性/岩石族/ATK 0/DEF2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地から「アダマシア」カード1枚を選んでデッキの一番上に戻す。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の炎属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。

石その1。アダマシアカードでssしたら手札か墓地のアダマシアカードをデッキトップに置くことができます。モンスターだけでなく魔法罠も置くことができ、使いまわせる点が優秀です。

普通にアダマシアを組むなら2、3枚は入れたくなる1枚です。

 

 

 

 

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《魔救の奇石(アダマシア・クリスタ)ーラプタイト》
効果モンスター
レベル4/風属性/岩石族/ATK 0/DEF2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地から岩石族モンスター1枚を選んでデッキの一番上に戻す。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の風属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。

石その2。アダマシアカードでssしたら手札か墓地の岩石族をデッキトップに置くことができます。アダマシア純構築なら、こちらの緑石より、アダマシア魔法罠までトップに置ける赤石の方が優先度高めですね。コアキメイル等と混ぜるのであれば緑石も一定数入れていいでしょう。


 

 

 

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《魔救の奇石(アダマシア・クリスタ)ードラガイト》
効果モンスター
レベル4/水属性/岩石族/ATK 0/DEF2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の水属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。

石その3。アダマシアカードでssしたら1ドローできます。唯一、石の中で汎用効果です。後述する蘇生魔法のサインと相性が良いので3投入したくなります。ただ、神子イヴが禁止になったために、簡単に用意できる水シンクロが思いのほかいないため、トップ戻し効果はあまり使わないかもしれません。


 

 

 

<エクストラモンスター>

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《魔救の奇跡(アダマシア・ライズ)ーレオナイト》

シンクロ・効果モンスター
レベル6/炎属性/岩石族/AT2400/DEF2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中から「アダマシア」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
②:相手ターンに、自分の墓地に炎属性モンスターが存在する場合、自分の墓地の岩石族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

赤石のシンクロ体。①の効果はデッキトップ5枚めくってアダマシアカードを加える効果です。この効果でリリーブループができます。②の効果は、墓地に炎属性モンスターが存在すれば、 相手ターンに墓地の岩石族を蘇生する効果です。これにより、相手ターンパキケが可能となります。シンクロ体は石の効果によりEXデッキに戻すことができるので、採用枚数は1枚でも問題ないです。

 

 

 

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《魔救の奇跡(アダマシア・ライズ)ーラプタイト》

シンクロ・効果モンスター
レベル6/風属性/岩石族/ATK2200/DEF2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中から岩石族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
②:相手ターンに、自分の墓地に風属性モンスターが存在する場合、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。

緑石のシンクロ体。 ①の効果はデッキトップ5枚めくって岩石族モンスターをssする効果です。この効果で場のモンスターを増やすことが可能です。②の効果は、墓地に風属性モンスターが存在すれば、 相手ターンに相手墓地のカードを除外する効果です。現環境だと墓地利用をするテーマが多いので、割と活躍する効果となっています。

 

 

 

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《魔救の奇跡(アダマシア・ライズ)ードラガイト》

シンクロ・効果モンスター
レベル8/水属性/岩石族/ATK3000/DEF2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中の岩石族モンスターの数まで相手フィールドのカードを選んで
持ち主の手札に戻す事ができる。めくったカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
②:自分の墓地に水属性モンスターが存在し、相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

青石のシンクロ体。①の効果はデッキトップ5枚めくり、岩石の数だけ相手の場のカードを対象取らず手札バウンスする効果です。これにより、一応テーマ内だけでドラグーンを処理することができます。②の効果は、墓地に水属性モンスターが存在すれば、 相手の魔法罠効果の発動を無効にし破壊する効果です。ターン1はあるものの、ノーコストの無効系は強いです。 

 

 

 

 

<魔法・罠>

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《魔救の息吹》(アダマシア・サイン)
通常魔法
①:自分の墓地の岩石族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で「アダマシア」モンスターを特殊召喚した場合には、さらにデッキからレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。

ターン1付いていない岩石族専用蘇生。「ターン1付いていない」です。個人的にぶっ壊れだと思ってます。守備表示で蘇生と、表示形式に縛りはありますが、シンクロ素材にしたり置物として置く分には困りません。また、アダマシアを蘇生した場合には追加効果があり、デッキから☆4以下の岩石族をデッキトップに置くことができます。チューナー初動でなくても、このカードと青石で確定初動を作れるのです。

青石ns→アルミラージLs→サインで青石ss、サイン追加効果でトップ操作→青石で1ドロー、アダマシアチューナー引いてss

こんな感じで、一見動けないように見えてしっかり動けるのです。文句なしの3投入ですね。 

 

 

 

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《アダマシア・ラピュタイト》
フィールド魔法
①:自分フィールドの岩石族モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「アダマシア」カードを5枚まで選び、好きな順番でデッキの一番上に置く。

毎ターントップを操作する、そこそこインチキなカード。ただし、単体では機能しないのでアダマシアチューナーとセットで確定初動となります。チューナーのめくり効果を当てられるかどうかで展開力に差が出ますが、個人的に単体で機能しないカードに枠を割きたくないので、今のところ不採用としています。初動を十分に確保できるのであれば、サポートカードとして採用圏内のカードです。

 

 

 

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《魔救の救砕》(アダマシア・リリーブ)
通常罠
①:自分フィールドの「アダマシア」モンスターを任意の数だけリリースし、その数+1枚だけフィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。

シンプルに強い除去カード。除去枚数でいけばコスト次第でゴドバを凌ぐ性能です。ただし、+1枚というのは必ず破壊しなければならない枚数なので、相手場のカードが1枚だけの場合は、自分の場のカードも破壊しなければならないことを覚えておいてください。ここもゴドバと同じですね。ただ除去枚数がコストに比例するという話です。

メタビチックな構築であれば、2~3枚入れたいところですね。

  

 

 

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《魔救共振撃》(アダマシア・レゾナンス)
カウンター罠
①:自分フィールドに「アダマシア」Sモンスターが存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

アダマシアのカウンター罠

アダマシアシンクロ体がいればノーコストでモンスター効果を無効にし破壊できるカード。カウンター罠を再利用できるとは面白いテーマですよね。メタビでは使えそうですが、展開型においてはスペースが足りないので今のところ不採用です。

 

 

 

 

 

 

 

デッキレシピ

それではお待ちかねのデッキレシピです。

 

<メイン>

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展開型の【魔救(アダマシア)】です。

ちょっと反射で見づらいのでレシピ書き出しますね。

 

▼モンスター(28枚)
・探索者3
・追求者3
・分析者3
・ブロックドラゴン1
・レオナイト1
・ラプタイト1
・ドラガイト2
・コアキメイルガーディアン2
ギガンテス1
・パキケファロ1
・ヘイカン1
・オライオン1
デストルドー1
・ヴェーラー1
・増殖するG3
・うらら3

 

▼魔法(11枚)
おろかな埋葬1
・羽根帚1
・息吹3
・墓穴3
・抹殺3

 

▼罠(1枚)
・無限泡影1

 

 

アダマシアを作った経緯

イラストとテーマデザインが好みでした。それだけです。何か?←

化石発掘テーマとか面白過ぎるやろーって。デッキ掘り掘りして化石特殊召喚ってデザインもよく考えられてるなと。

あとはシンクロ体が程よい強さで、かつEXデッキを圧迫しない石の存在がこのデッキを組む後押しをしてくれました。

アダマシアが判明した瞬間「よし、組むわ、久々の多々買いだわ」ってなり、実際に7箱近く買いました(*_ _)

 

さて、組んでみたものの、石が手札に来過ぎて事故ることがまあ多い。じゃあハリ初動増やせばよくね?とアーダラ入れたり何やかんやしてるうちにパキケ展開ルート最適化

「これ、石最低限度で回るくね???」

気付けば石の枚数が4枚に。あら不思議。

 

そんなこんなで現状のレシピに辿り着きました。ボウテンコウに関しては後述します。

 

 

 

 

 

メイン採用理由

採用枚数・理由がわかりづらいカードに焦点を当てて説明していきます。

 

<アダマシア各チューナー(各3)>

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このデッキの核とも言えるテーマ内初動。アナライザーは怪しいですが、他は確定フル投入です。アナライザーに関しても、カード紹介のところで述べたように、後攻時の強み、Sラプタイトめくりヒット時の強さ、そもそも初動としては他と遜色ないことから現状フルで様子見です。 

 

<各石(青2、赤1、緑1)>

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まず青石ですが、このレシピでは、展開ルートにほぼ確定でたつのこを使うことから、青石の墓地効果が腐らないこと、サインと一緒に引けば確定初動になることを重視して2枚にしました。被りが弱いがサイン同時引きなら許容、ということから2枚にしてます。

次に赤石と緑石ですが、基本の展開ルートでどちらも落とすことができたため1枚採用です。複数積んでもいいのですが、青石と同様被りが弱いのと、青石とは違ってサイン同時引きで初動にならないことからどちらも1枚だけ入れることにしました。

 

<コアキメイル(ガーディアン2)>

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石の枚数が4枚だけなので、デッキ内非チューナー☆4以下の枚数を増やすため、かつ誘発ケアのために2枚入れました。打点も優秀なので、素引きしてもなんとかなります。

 

 

<ブロドラ/パキケ/ヘイカン/オライオン>

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展開ルートで使用します。どれもないと成り立たないため必須枠です。ヘイカン以外は素引きしてもパキケルート入れますが、ヘイカン素引きだけはハリ1枚からの確定アストラム+パキケにいけないです。一応、個人的にはパキケ+アストラムする割に最小限のゴミ枚数に抑えられているのでは?と思っています。他にいい展開あったら教えてけろ( ´ ꒳ ` )ノ

 

 

メイン不採用理由

<アダマシア・ラピュタイト>

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カード紹介の部分でも書いてますが、単体じゃ初動にならない点で不採用となりました。一番の理由は、アダマシアチューナーの効果でこのカードがめくれても、ssに繋がらないことです。基本的にこのカードを採用する場合は、デッキ内に複数枚積むと思うのですが、そうするとデッキ内の岩石比率を下げることに直結するんですね(このカードとアダマシアチューナーで初動が確定するため他の岩石が過剰になりがち)。

しかし、その場合ですとこのカードを握れていない限りチューナーのめくり効果は大体失敗してしまうのです。それならば、一定数の岩石比率を保ちつつ、ハリに繋がるアダマシアチューナー以外の札を採用する方が理に適っていると思い、ラピュタイトを入れないことにしました。

 

 

<魔救の救砕(アダマシア・リリーブ)>

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本当はめちゃくちゃ入れたい1枚。ですが、展開系にデッキ構築を振っているため、リリーブの枠までは確保できませんでした。ちなみに採用したい理由は「リリーブループ」の存在からです。

例えば、リサーチャーとリリーブが手札にある場合、リサーチャーns、efデッキからレオナイトssできたとします。二体でSレオナイトSs、リリーブセットエンド。

相手ターンにS墓地のリサーチャー対象にレオナイトef、チェーンしてSレオナイトリリースしてリリーブef、相手のカード2枚破壊してリサーチャーss。

自分のターンでレオナイトでSレオナイトをEXに戻しつつ自身をデッキトップへ。リサーチャーef、レオナイトめくってss。レオナイトef、墓地のリリーブをデッキトップへ。

二体でSレオナイトSs。Sレオナイトef、リリーブを加えてセット。

もう、おわかりですね?これで毎ターン2枚破壊をループさせることができます。

私は便宜上「リリーブループ」と呼んでいます。

これがしたいためにリリーブを採用したいのですが、正直1枚入れた程度では、デーモンの宣告者やラピュタイトでも入れない限り確定で持って来れないので、今は不採用となっています。メタビチックにするのであればぜひとも採用したいとこです。

 

 

<サイド・エクストラ>

 

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<サイド>

※今回は割愛

  

 

<エクストラ>

▼リンク(7枚)
・リンクロス1
・アルミラージ1
・ユニオンキャリアー1
・マスカレーナ1
・フェニックス1
・ハリファイバー1
・アストラム1

 

▼シンクロ(8枚)
・たつのこ1
・武力1
・ボウテンコウ1
・ラプタイト1
・レオナイト1
・ライザー1
・ドラガイト1
・サベージ1

 

 

EXは、ハリリンクロス展開要員に、キャリアーボウテンコウでブロドラアクセスを確保しています。このあたりの動きは、後述の展開動画でご覧ください(*`・ω・´)

 

 

EX採用理由

<マスカレーナアストラム>

レオナイトを使う場合のパキケ展開で、相手の攻撃封じに使用します。相手ターンパキケssする展開なので墓穴をもらうデメリットはありますが、ユニオンキャリアーを上手く使って破壊耐性のアストラムが出せます。

先攻パキケをする場合はこの2枚抜けると思います。

 

 

<キャリアー、ボウテンコウ、たつのこ>

これらは先攻パキケや後攻パキケ展開で使います。というか基本の動きにパキケ展開組み込んでるので、確定ルートで動く場合に3枚必須となります。

 

 

<アルミラージ>

前述してますが、青石サインで確定ルートに行けるため採用してます。炎属性を墓地に用意する役割もあります。

 

 

 

EX不採用理由

<御影志士>

ランク4で岩石サーチ効果を持っています。これ1枚からリサーチャーをサーチしてハリ展開に繋がるのですが、現構築上、展開ルート中盤でしか出す機会がなく、初動にならなかったので不採用としました。

ランク4をスタートで出す構築にすればよいのでしょうが、それならばハリ特化にした方が強いと判断しました。ちなみに、以前はクロシープとヌトス、御影を入れて遊んでいました。その場合はブロドラをサーチしてssができたので、岩石を破壊から守ることができたんですよね。

 

 <アポロウーサ>

展開系には相手の妨害を止めるために入れておきたい1枚。ss5回目までに出せればいいのですが、アダマシアにそんな余力はありません。少なくとも外のギミックが必要かと。使うとしたら相手ターンアポロウーサから、サベージの上にちょこんと出すぐらいでしょうか。個人的には岩石ということもあって、パキケを出す展開を優先したかったので、アポロウーサは不採用となりました。

 

 

 

 

展開ルート

それでは、基本となる展開ルートを紹介していきます。動画も交えて紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

基本展開

基本はハリ1枚のリンクロス展開から、5シンクロのボウテンコウを作り、ボウテンコウとリンクロスでユニオンキャリアーLs、ボウテンコウでヘイカンss、という流れで場に地属性を用意し、ブロドラを装備させることから始まります。

 

 

自分ターンパキケ+クアンタム

自分のターンでパキケ+クアンタムを揃えます。横には戦闘耐性のSラプタイトもいます。

 

 

 

相手ターンパキケ+破壊耐性アストラム

相手ターンにSレオナイトでパキケの蘇生とマスカレーナで破壊耐性アストラムを構えます。墓穴無限には弱いですが、パキケクアンタムと違って、こちらはめくりを2回残した状態で最低限パキケができるので、何かしら岩石をめくってssできれば、横にサベージを追加してパキケアストラムを構えられます。

 

 

 

パキケ+クアンタム+Sレオナイト+Sラプタイト+サベージ

こちらは応用と言いますか、サイン+ハリの展開です。基本展開から分岐して、わちゃわちゃした結果モンスターゾーンが全て埋まるという結果になりました笑
オシャレポイントは、サイン効果をレオナイトで2回使い、2回ともトップ操作を行うことです!

また、サベージをSドラガイトに変えれば、1ターンでアダマシアシンクロをコンプリートできます!←

 

 

 

 

 

総評

今回は、【魔救(アダマシア)】のカード・レシピ・展開ルートの紹介を行いました。

本当は強みや弱み、ヘイカン素引きや2枚初動の応用等、まだまだ書きたいことがあるのですが、文量も増えてきたのでこの辺にして、次回に取っておくことにします。

アダマシアは、初動もしっかりしていて、コアキメイルやブロドラ、怒気土器等、岩石の強いやつらも丸っと取り込みつつ、お互いにいい感じのバランスで干渉し、最終的にシンクロ体で制圧する、という思った以上にしっかりと構築でき、自力もあるテーマだと実際に組んでみて感じました。

回せば回すほど様々な展開パターンや分岐、手札条件・デッキの残り岩石によって柔軟にプレイすることが求められるので、構築を詰めれば積めるほど、中級者向けのテーマに昇華するようです。初心者が回す分も、慣れている人が回す分にも、どちらもそこそこ楽しめるのではないでしょうか(*'▽')

 

 

 

ボ「して、我に関しては後述と書いておきながら、我の登場シーンがなかったわけだが」

walp「(やっべ完全に忘れてた) 何言ってんだ、ちゃんと展開動画で登場してるぞ」

ボ「そうではなく、もっと、こう…ボウテンコウを採用した理由!とか、サーチ先を敢えて入れなかった理由!とか……何かあるだろう?」

walp「”イヴの代わりに地属性持って来れるちょうどいいやつがボしかいなかった” ”枠がなかった”」

ボ「…え?本当にそれだけ?」

walp「それ以上何があるんだよ、本当はお前なんかアダマシアに入れたくないんだよ、ただでさえヘイカン引いたら悲しくなるんだから(半ギレ)」

ボ「!?(…凹むぞぃ……(´;ω;`))」

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可哀想なボウテンコウには、そのうち書き始める『新ルール下での竜星記事』で機嫌を直してもらうことにして。

次回は、【魔救(アダマシア)】の細かい部分の解説か、ボウテンコウが首をながーくして待っている竜星記事か、はたまたメルフィーなのか。

  

それではしばし待たれよ|д゚)

 

 

 

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